海外大学進学で出願要件となるIELTSやTOEFLとGPAのスコア。
「実際、どのくらいの成績や英語力で海外大学に進学できるの?」
「自分の英語力で大学の授業についていけるかな。」
そんな疑問を持つ方、たくさんいると思います。
今回は、キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)に今年合格された田代 麗奈(たしろ れな)様に英語試験とGPAのスコアについてインタビューしました。
この記事を読めば、イギリスのトップ大学に合格する人は合格時にどれくらいの英語力とGPAのスコアを持っていたのか明確になるでしょう。
高校のGPA
海外大Browserの山口です。本日はよろしくお願いいたします。
キングス・カレッジ・ロンドンのファウンデーションコースに通っている田代麗奈です。よろしくお願いします。
早速ですが、大学受験を振り返った時に特に注力したことを教えて頂きたいです。
イギリスでは課外活動よりGPA、IELTS、Personal Statementが重視されています。ですので、学校や英語資格の勉強とPersonal Statementに力を入れました。
そうなのですね、ありがとうございます。
では、はじめに大学受験時の高校のGPAを教えて頂きたいです。
最終的なGPAは4.0/5です。
KCLのファウンデーションコース出願要件が4.0以上でしたので、ギリギリでした。
Personal Statement
ありがとうございます。次にPersonal Statementについて詳しく教えて頂きたいです。
Personal Statementは大学に提出する自己紹介作文のことで、大学に出す書類の中で一番大切です。
そうなのですね。
先ほどPersonal Statementに力を入れたとおっしゃっていましたが、具体的にどのようなところに力を入れたのですか?
作文の内容
Personal Statementで行きたい学部(メディア専攻)のアピールポイントとしてかける内容を増やすため、さまざまな活動に力を入れていました。たとえば、高校2年生の時にはスピーチコンテストで準優勝し、高校3年生ではメディア関連の選択授業である「メディアイングリッシュ」を受けました。同時に、メディア関連の知識を深めるためだけでなく、社会勉強の一環として「世界史特攻」も履修しました。
さらに、部活も情熱的に行っていて、フェンシング部の部長をしていました。
作文自体をよくするためにしたこと
Personal Statementの作文をより良くするために、ネイティブの英語教師やエージェントに相談し、何度も書き直しました。
その他
大学が主催するオンライン説明会などに参加し、大学と積極的にコンタクトをとるようにしていました。また、エージェント会社が主催する大学の説明会に積極的に参加しました。卒業生の経験を聞けるズームの説明会も参加し、そこで授業内容や合格に必要な要件などについてより詳しい情報を得られるよう心掛けていました。
なるほど、詳しい説明ありがとうございます。
IELTSのスコア
では、 IELTSの最終的に提出したスコアを教えて頂きたいです。
IELTSはオーバーオールで7.0点でした。スピーキングが7.0点、リーディングが7.5点、リスニングが7.0点、ライティングが6.5点でした。
合格時のIELTSのスコアで現在授業にどのくらいついていけているか
IELTS7.0で入学されたということですが、現在大学の講義や課題にはついていけてますか?
私の大学では、レクチャー、課題、セミナーと同じ内容の授業を連続で受けます。
レクチャー(講義)は、授業中に内容を完璧に理解するのは難しく、家で録画を見直して知らない単語を調べながら勉強しています。
課題は、出てくる単語が難しく、調べながら取り組んでいるため、同級生の倍の時間がかかります。
セミナー(ゼミ)は、レクチャーや課題で知識を得たうえでの授業なので、グループワークにも参加できています。しかし、同級生の英語のレベルが高く、完全についていくことは難しいです。
最後に
これで以上です!
本日は貴重なお話をありがとうございました!
次回は、田代様の1週間スケジュールと月の生活費について伺います。
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コメントありがとうございます!河西です。 最終GPAは5段階中5です、高校の最初…
河西様 こんにちは。 自分は高校3年生の男子です。 アメリカの大学を目…
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